月が傘をさすとなぜ雨が降る?
月が傘をさすと雨が降ると言い伝えられています。
・・・そして事実、雨の降ることが多いようですが、なぜでしょう。
月が傘をさすのは、巻層雲がある時です。
巻層雲というのは、地上から約8キロ以上も高い所にできる雲で、細かい無数の氷の結晶の集まりです。
その氷の結晶は短い6角柱の形をしていて、それが月の光を屈折させて小さな虹の量をつくり、光が弱いため、傘のように円く白く見えるのです。
この巻層雲は、昼間見ると空一面の薄雲で、それが次第に下のほうへおりてくると高層雲になり、太陽がぼんやりとしか見えない曇天になります。
ですから、月が傘をさせば雨が降る確率はかなり大きいわけです。